作画ツール(道具・ソフト)

 絵を描くには道具が必要になります。

仕事で使っているソフト・道具を紹介します。

________アナログ________

鉛筆

やわらかいB系~硬いH系まであり、私の知る限りだと6H~7B

筆圧で濃さを調整するほか、

寝かせるとざらついた乾いた感じ、

立てるとぬるっとした濡れた感じを出したりして質感を表現することができます。

安価なコピー用紙から高価な上質紙まで、 

紙の材質によって質感表現を誇張することもできます。

デジタルではここの挿絵みたいに

紙の目を合成してアナログっぽさを演出することもよくあります。

消しゴム・練りゴム

白く描く道具。 

消しゴムだと比較的きれいに消えて、

練りゴムは形を変えて使ったり、

押さえて使えばトーンを少し明るくできるなどの調整が可能。

鉄筆

画用紙の上にレイアウトを描いた紙をのせ、その上からあたることで

線状の溝(レイアウト)を鉛筆やペンを使わず画用紙に移すことで彩色の際の助けになります。

先が金属で鋭いのでちょっと危険なのと力を入れすぎると紙が破けます。

ポスカラ(ポスターカラー)

安価でいろんな表現ができるアニメ背景作画でも使われます。

色によって値段が違います。 ホワイトは大量に用意しておきます。

各種筆・刷毛

大きいものから小さいもの、いろんな形・材質のものがあり適材適所に使われます。

最初に水刷毛で紙の裏、表に水を湿らせ十分しみこんだら今度は平筆で画面全体を塗り基礎のグラデーションも作っておく。グラデーションの仕上げに薄く空刷毛でなじませて地塗り完成 

乾いたら各種筆を使い、奥から手前に向かって仕上げる。

溝引き定規

ガラス棒とセットでこちらを使うことで直線を筆で描く事ができます。

ガラス棒と筆の間に中指を挟み、棒と筆を平行にしつつ、溝にガラス棒をスライドさせることで直線を引きます。慣れると筆圧による強弱や、髪の毛のような細い線、ある程度任意の曲線も引けたりします。ガラス棒は落として割れてしまう事故が多いので気をつけましょう。

各種マニュアル・資料本

良い絵を描くのに資料は不可欠、本に限らず電子媒体の資料・マニュアルもよく使います。

描くべき物の材質や形を知らないと絵にしにくいので知識は必要。思い通りに描くには基本的な道具やソフトの使い方なども知っておく必要もあり技術の補強に役立ちます。何度も繰り返したり、工夫を凝らしたりすることでスピードもついてきます。

可動式フィギュア・模型

人物を描く資料の一つ ポーズをとらせたり、少し面倒ですが服など着せると3dだと少し難しい服のしわの資料にもなります。建物や船などの模型も物の造りを理解したり描くための助けにもなります。高いものほどリアルだったり大きかったりします。本物を見て描くものの一つで「鏡」に自身や手などを映して描くとか、お金があればモデルを雇うのもいいかもしれません。

____________デジタルツール(ハード)_____________

PC

デジタル作画なら当然の如く必要になります。 

デスクトップの方が長寿、ノートの方が手軽で停電に強い

家電なので雷には弱い。

雷にやられたり起動しなくなるなど不具合があると修理に時間がかかることもあり泣けます。

ペンタブ

デジタルイラストの場合はペンタブはほぼ必須に思えます。筆圧を関知して線の太さが変わったり 色の濃度が変わったりとアナログ感覚を再現することでイメージをすばやく表現する道具。修正の容易さや正確さ緻密さはデジタルイラストの得意分野ペン先が画面に近づくとポイント、ペン先が触れればクリック、押して引けばドラック持ち手部分に大きな出っ張ったボタンと先にある小さなボタンで右クリック・ダブルクリック代わりになります。ペンの後ろを画面に触れさせると消しゴムツールとしても使えるソフトもあります。

板タブ・液タブ

ペンタブは一般的には板状のデバイスにペン型のデバイスで描くことで

画面に反映されるのですが、直接液晶モニタがデバイスとなって描くということも可能になってます。板やモニタが大きいほうがおすすめですが、価格も上がります。液タブは当たり前ですが、手や腕で画面が隠れるのがデメリットですが、慣れると気にならなくなります。

 

デジカメ

デジタルデータで写真を撮影・記録します。アナログと違いその場で確認、失敗が分ればすぐ消去したり

極薄のメディア一枚に数百、数千枚以上記録したり、ビデオ撮影も可能なものもあります。

デジタルデータの写真はpc上で見たり表示させながら絵を描いたりできるので便利です。 

プリンターがあれば印刷も可能。 

スキャナー

紙状のものをデジタルデータに変換して記録します。

 

アナログで描いた絵、その他雑誌、文章などデジタルで残して置きたい場合、

デジカメでとる方法もありますが、スキャナーの方が高画質に残せます。

左手デバイス

2dではキーボード代わりにキーが豊富で設定可能なゲームコントローラーを使うことで作画効率を上げる方法をとる方もいるようです。パッドをぐりぐりいじるのが楽しい。個人的にはキーボードショートカットのほうに慣れすぎていたためボタンの足りなさを感じて少々不向きでした。デジタルの経験が浅いほうが効率アップしやすいかもしれません。絵以外の各種ソフトにも対応できるので事務処理にも向いてるかも?

_______________ソフト___________

いろんな作業を自動で行ってくれるプログラムでイラスト制作のみならずいろんな作業をサポートしてくれます。

種類ごとにできることに違いがありますので適材適所で使うことでワークフローも改良できたりします。

 

良くも悪くも命令どおりに動いてくれるものの、事故でデータの消失など特有のリスクもあるのでバックアップを取っておくなど付き合い方も考える必要があります。

cgソフトには大きく分けて2d・3dの2種類があり 3dは景観・建築・工業製品・キャラ・彫刻 などなどいろんな分野に特化したものが数多くあります。 その他映像・アニメに特化したものもあります。

 

2DCGソフト

 

SAI

とにかく軽くて、線・ブラシの描き味がしっくりくるのと作画・変形の早さ、ショートカットの手軽さなど個人的には作業に欠かせません。 変形や色調整による輪郭部分の劣化、外形のぼかしがないなど弱点もあります。クリスタが出る前は漫画でも良く使われていたようです。

近いうちに2が出るようでかなり弱点の補強がされているようです。

https://www.systemax.jp/ja/sai/

 

フォトショップ

これ一つで仕事ができるソフト。豊富で柔軟なカスタマイズ可能なブラシによる作画が可能 各種素材作成・調整・特殊効果などはこちらで行っています。業界標準

 http://www.adobe.com/jp/products/photoshop.html

 

イラストレーター

パスによるベクター画像が基本で解像度無限。いくら拡大しても劣化しないというメリットがあります。

フォトショップと並ぶ業界標準

 http://www.adobe.com/jp/products/illustrator.html

 

ペインター 

画材感を出したいイラストを作りやすかったり細部を描き込まないコンセプトアートなどに向いているように思えます。

 http://www.painterartist.com/jp/product/paint-program/

 

クリスタ

 SAIの手振れ補正とフォトショップの各種調整双方をかねたソフトで漫画にも対応、3d人形やポーズスタジオによりキャラを描く人にはありがたい機能もあり、安価で多機能なのでコストパフォーマンスに優れています。 各種定規、パース定規/交点消去など便利なのでレイアウト作成に使うこともあります ショートカットの設定の柔軟性や素材パレットの使い方次第で効率のよい作画が可能になります

 http://www.clipstudio.net/

 

3DCGソフト

 

ブレンダー

無料の高機能統合ソフト 慣れてしまえばランニングコストも掛からないしハイクオリティーなものも作れるので一番いいのかもしれません。

 http://blender.jp/

 

ポーザー

キャラクター制作3dソフト

イラストレーターにはポーザー、その他デザインドール、クリスタの3d人形などにポーズを取らせて人物イラストの資料として使う人も多いようです。

http://www.poser.jp/index.html

 

スケッチアップ

建築系3dソフト

単純な繰り返し・置き換え・視点変更などは2dの作画に比べると圧倒的にすばやくできたりプラグインによる機能拡張で便利さが増し、重宝してます。

http://www.sketchup.com/ja

 

modo

元モデリングソフトの統合ソフト

もともとモデリングソフトだったためモデリングのための機能が物凄い。

現在は統合ソフトとして質の高いやレンダリングやアニメーションもできる

http://modogroup.jp/

 

AutoCAD・3dsmax・maya・XSI

それぞれオートデスクの高額・高度で多機能な3dソフト

http://www.autodesk.co.jp/

 

Vue

自然景観系3dソフト

大気を設定して空と地面・地形を効率よくつくることができます。

http://www.vue-cg.jp/

 

ベクターワークス

2D/3Dの高性能な汎用作図・設計支援

建築・インテリアデザイン・土木/造園業界や舞台/照明業界向けの製品

http://www.aanda.co.jp/Vectorworks2015/

 

マーベラスデザイナー

ハイレベルの3dクロスシミュレーション

http://www.too.com/product/software/cgcad/marvelousdesigner/

 

Zbrush

定番の彫刻(スカルプト)ソフト

http://pixologic.com/

 

その他マイホームデザイナー シェード、DAZスタジオ、ライトウェーブ、シネマ4Dなど有名なものからそうではないものまで 

 映像だとアフターエフェクト・プレミアなどなど・・・

 

ホントいろいろなソフトがありますなー

 

その他CG以外のソフト

作画以外で書類作成のためのワープロソフト・表計算ソフト・プレゼン用ソフト

経理のための会計ソフト、

HP制作などもできたほうが仕事をする上では営業の助けになります。

電卓ソフトもありますが、普通に電卓、メジャーなども使います。

 

色と形

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